4年ぶりのヨーロッパだが、いつもはパリとケルンの家具見本市をいっしょに回るが、今回は隔年にフランクフルトで開催される ハイムテキスタイルを一度見たくてパリはやめにする。 今年のドイツは暖冬でここ静岡より暖かく、20年ぶりの大きなストームが発生する少し変な陽気だった。 久しぶりのケルン国際家具見本市は最近のヨーロッパの家具の傾向を知る上で大変参考になった。 ある意味で、今まで見た中で一番分かりやすい身近な展示会に感じられた。 とにかく今回ほど、どのメーカーも同じような方向性が窺える展示会は初めてで、その傾向は日本とあまり変わらない。 今のトレンドを無視できないのかも知れないが、個性あるメーカーのあまりの変わり振りに戸惑う。 ひとつのブランドを長年かけてつくってきても、替わるのは一瞬である。 生産性と価格、販売を考えるとどこの国も同じで、安い輸入品に価格をリードされている限り、手をかけたものづくりのしにくい状況なのかも。 ここまでくると、きっとその反動はおこる。またその隙間も見えやすくなってくる。 日本の家具も世界のリーダーシップを発揮できるチャンスでもある。 今こそ原点に立ち返えろう。日本人の感性と技を生かしたものが作れる状況が近づいている。平成元禄の幕上げだ。 で、何をどうすればいいの...? 誰か 何か考えてー! よーし 今度はパリに行くぞー。やはりフランスの文化はあなどれない。
by yujibases
| 2007-01-21 22:59
| 家具
|
by yujibases
カテゴリ
LINK
お気に入りブログ
以前の記事
2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 01月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||