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ヨーロッパ

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ドイツのフランクフルトとケルンに1月11日から19日まで見本市視察に行って来た。
4年ぶりのヨーロッパだが、いつもはパリとケルンの家具見本市をいっしょに回るが、今回は隔年にフランクフルトで開催される
ハイムテキスタイルを一度見たくてパリはやめにする。
今年のドイツは暖冬でここ静岡より暖かく、20年ぶりの大きなストームが発生する少し変な陽気だった。
久しぶりのケルン国際家具見本市は最近のヨーロッパの家具の傾向を知る上で大変参考になった。
ある意味で、今まで見た中で一番分かりやすい身近な展示会に感じられた。
とにかく今回ほど、どのメーカーも同じような方向性が窺える展示会は初めてで、その傾向は日本とあまり変わらない。
今のトレンドを無視できないのかも知れないが、個性あるメーカーのあまりの変わり振りに戸惑う。
ひとつのブランドを長年かけてつくってきても、替わるのは一瞬である。
生産性と価格、販売を考えるとどこの国も同じで、安い輸入品に価格をリードされている限り、手をかけたものづくりのしにくい状況なのかも。
ここまでくると、きっとその反動はおこる。またその隙間も見えやすくなってくる。
日本の家具も世界のリーダーシップを発揮できるチャンスでもある。

今こそ原点に立ち返えろう。日本人の感性と技を生かしたものが作れる状況が近づいている。平成元禄の幕上げだ。 
で、何をどうすればいいの...? 誰か 何か考えてー!
よーし 今度はパリに行くぞー。やはりフランスの文化はあなどれない。
by yujibases | 2007-01-21 22:59 | 家具
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